2月24日 絆、聖雲殿縞など

最近仕入れたものです。
一般的には「凝った」状態と言えますが、個人的には魅力を感じる作風です。
どこが良いんだと言われると言葉では表現しにくいですが、雰囲気が良いです。
こちらは当園で折衷植えで作った美術木です。
展示会ではまず間違いなくこちらの方が上にいくと思いますが、線の力強さに欠ける気がします。
どちらも作品としては大したレベルではありませんが、同じ品種でも作風で表情がガラリと変わるものですね。
品種は『力和』です。

『聖雲殿』
縞木です。
噂に聞いていた通り性質が弱く、芋傷みが治らなかったので無理矢理代替わりさせた3才で、ようやく作がかかってきました。


今年の秋には独特の地合いを見れそうです。
「絆」
地元の趣味者の方と共有で作っている実生です。
♂木に「リ101」を使ってあるのですが、見かけるその系統の生えとはまた一味違う芸足が面白い。
今作は稚葉が丸葉で本葉は厚みを持った熨斗でした。
相当期待しています。

コメント

  1.  私も「力和」」は大好きな万年青の一つ、青、縞、覆輪とありますが、芸は年ごとに変化を見せてくれる驚きの一本だと思います。新潟県には50本も作ってる人もあるとか気持ちは分かります。

    「絆」は覆輪ですか? 確かに「り101」の交配とは思えない芸足で楽しみです。

     今年の「萬風展」ではどんな万年青が出てくるのか楽しみですね!

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