1月24日

今週は業者組合の新年会があり、今年一発目の交換会も行われ、そこで思いがけない物が手に入りました。
「大富貴」
昔からある同名の大葉羅紗とは違います。
以前、萬風展に九州の村山さんが出品されていた木の一枚の葉芸がずっと頭に残っていたので入手しました。
2011/12/11blog

「吉舟」
当園で何作かしている親木です。
昔は「吉崎実生」と呼ばれていた品種で未だに未登録。

昭和50年代に吉崎咲子さんという方が作出されたそうです。
名品展写真集に載っている筒井信夫さんの木が見本で、今年の萬遊会に吉田さんが出していた木も良い葉芸を見せていました。
 



2013/02/05blogに載せた『鸞山』です。
元々は傷みを治す実験材料として折衷植えにしたもので、昨年の2月時点ですでに治ったような状態でした。
昨年は子が3本も上がりました。
鉢から抜いてみた感じは中々良さそう。
ついに根落ちが一本も無い状態にまで仕上がり、芋傷みもありません。
根の状態は水苔を多用しているのでやはり棒根ですが、まあ当たり前ですね。

来作は6月くらいから外棚に出して葉芸の厳しさを求めようと思います。

もう一本の方が前回の時点ではまだ芋底が甘かったようなので、近日中に抜いてみようと思います。

コメント

  1. 大富貴は芋吹きの姿に緊張感があって雰囲気がいいですね。
    我が家の折衷植え、今年は根岸松の図ほか千代田系を植え込んでみました。

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    1. 万葉さん 
      地合いも粗れていて私好みです。

      千代田系などは水を好きだと言いますし、適していそうですね。
      私も春に売れ残った木で試してみます。

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