2月13日 紅流し

当園で育成中の『紅流し』。
昨年の名品展では上越支部の特志賞にもかけられました。
紅の出にくい実生口、真っ赤に紅が出るA性(上越口)、湯本口(=A性)などがあり、前者と後者では葉性が違います。
本種についてはこちらを参照→10.2.27blog

上越の高橋さんが『紅流し』の作について色々と研究をしておられて、私も負けじと色々試しているのですが、今年は良い結果を得られませんでした。
しっかりと紅が出たのはこの湯本口だけ。

ちなみに、寒にあてると真っ赤に色付くとは昔から言われているらしいですが、今年はミスでガチガチに凍るほど寒さにあわせてしまいましたがほとんど効果なく、温室に入れて一ヶ月くらいして紅が出てきました。笑


これでもまだ紅が薄いです。

上越口は萬風展にも出展されたことのある木の殖えで、2年前は小さいながらも紅を現していましたが、今年は青いまま。やはり性だけではなく、肥料バランスなど作も大きく関係しているようです。
今年はとにかく作をかけて木勢を付けることを第一に考えていこうと思います。

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