8月10日 芋吹き2

つい一週間前は夜間気温が高く、寝苦しい日が続いていたのですが、ここ3日くらいは夜間気温20℃くらい、下手したらそれ以下まで下がる日もありました。
日中は晴れているものの、あまり気温が上がらず、さらに夏越しで屋根の上に日覆いをしてある影響からか、鉢があまり乾きません。
抜き水は鉢底が乾いた日にやるようにしています。
芋吹きは昨年同様、バケツで一鉢ずつドブ漬けしています。

今日も芋吹きの写真を載せます。
『八紘錦』
ふっくらとして愛嬌のある葉姿をしています。
紹介記事→09.10.19
大宝系らしい艶消しの基本的な地合いです。

『聖雲殿』
紺性が強く、柚子肌と呼ばれる粗い地合いの代表です。
紹介記事→09.10.16
立ち葉性で線がビシッときれいなところは当才から現れています。

『積雲』

『積雲』は木が出来てくると薄い膜が張ったような地合いになる上、飾られる木は葉全面が覆輪で隠れているので、地合いが相当に粗れているということに気付きにくいかもしれません。
紹介記事→11.1.18
葉性が悪く、よれるところがビリを打つ特徴に繋がっているのかもしれません。

コメント

  1. しかし上手ですね~@@~
    自分は仕方なく割子はするがほとんど芋切りはしません。
    親木の芋に余裕をつけて芋切りしても親木の作に影響大なのです。

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  2. S.Hさん
    良い吹きだけ載せているんですよ(笑)
    目的にもよりますが、上手く芋切りをして若返らせていったほうが、木は長持ちするようです。美術木を作るとなると芋を長くする必要がありますよね。

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