9月7日 植え替え開始 山比古など

西日本に大きな爪痕を残した台風12号が去った後、秋らしい気候になったので植え替えを始めました。
即売り物にできる木、新根に傷があり即売り物にならない木、来年の芋切りに回す木、手入れが必要な木と分けて植えていくのですが、今のところ 手入れが必要 に分けられたものは少ないので、とりあえず一安心しています。昨年は暑さに対して過水気味で水根がありましたが、今年はまあまあ良さそうです。
毎年傷みは後回しにしてしまうので、今年は見ながらどんどん処理していく予定ですが、いつまで持つかは分かりません。大体、長野大会辺りで忙しくなるとペースが崩れます。

大会の準備も少しずつ始めました。
今年持ち歩く予定の「山比古」。
『千代田城』と同じで白胴の鉢のほうが合うだろうと思っていたので、「月香」の山水図の万年青鉢に植えてみました。本当はこちらで紹介されている京薩摩風の鉢に植えたかったのですが、重いので「割れたらたまらんな」と思ってやめました。
いずれにせよ黒のプラ鉢で作をしていた今日の夕方までとは見違えました。

次は『鳳』
斑が良い系統という訳ではないですが、一応3年葉が残り、一つの完成型を成しているので飾ろうと思います。

こちらは今週末、9月11日に岡崎の稲荷神社で行われる実生支部大会の準備です。
選外の可能性大ですが(苦笑)、せっかく行くので自分とこの生えを出品します。

最後に大会とは全く関係ない『力和』
3才くらいの若木で良い葉が出たものは何本かあるのですが、親木ではこれが一番良い葉繰りです。まあ芋切り頭で若返っただけなのですが。
330選ポケットブックの表紙のような木を一度で良いから作ってみたいですねー。『力和』はやはり熨斗雅糸の葉が2枚被らないと至芸とは言えません。

ちなみに私が手塩にかけて育てている『瑞泉』は万葉さんのご指摘通り、芯から広葉と思われる葉が伸びかけている(しかも2枚)ので、大会ギリギリまであの植え方のまま管理することにしました。今は紺性を戻す為に朝日だけ当たる半日陰に置いているのですが、葉幅をひかせる為にはガンガン日を採るべきか悩んでいます。どなたかアドバイスをください…。

コメント

  1.  台風の被害が無くて良かったです。今年は自然災害が多くどう対処したらいいのか?皆さんも気を付けましょう。

     まさに「万年青到来」のようですね!
    植え替えされた物は清々しくて気持ちも癒されます。
    無理をせず頑張って下さい。

     生え実生入賞出来るといいですね(*^0^*)

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  2. s.hさん
    本当に今年の日本は災難の年ですね。対処法だけでも頭に浮かべておかなくてはなりません。

    ありがとうございます。
    頑張ります。

    そういえば、s.hさんの今年の生え実生、覆輪気があるよう(?)なのでblogに載せますね。昨年の生えはやはり青のようです。そちらも載せます。

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  3. 遅くなりましたが私の力和を掲載しました。来年あたりから良くなるかな~という感じですが、omoto-boyさんのは丸葉が連続して繰っていてお見事だと思います!

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