2月10日 吉祥

『吉祥(きっしょう)』
昭和43年頃に愛知県で生える。(名品展 第2集によると昭和41年 水野淳蔵氏とある)
福井県の宮川茂夫氏が命名し、昭和60年に登録。

葉姿は葉先が尖り、立ち葉性で葉長も程よく詰まり、非常に品が良い。葉重ねが良くなると一つ目の写真の木のように折り下げも見せる。
艶消しの柔らかな地合いは浮き地で葉肉もある。
覆輪が深く3才くらいから芸をし、至芸に近づくと全面が覆輪に覆われる。
熨斗葉が主体で雅糸竜に進展し、締めて作り込むと二つ目の写真の木のように雅糸竜が盛り上がって美しい。

外気△1−4℃
温室5−15℃
鉢内4−13℃
13時頃灌水。

赤ぼら土

前々から気になっていたのですが、鹿児島の趣味者の方から色々と情報をいただき、大葉系の用土として日向の赤ぼら土を使ってみることにしました。
土とはいうものの硬質赤玉と同じくらいの固さがあり、軽石等と混合しなくても単用で使えるところが手軽。
水洗いして一日置いた状態からも水分が安定して良さそうな感じなので、しばらく使って様子を見ようと思います。

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