10月20日 秋の通信簿

『悠久』実生は僕的には最高の2才を過ごしてくれました。

正直はじめの2枚は少し品がないかなーと思っていたのですが、止め葉で、盛り雅糸になりそうな素質が見え地が粗れてきて…あれ!向こう側に寄っているのは…♪葉繰りも3枚で整いそうだな!と全て良しとなりました(笑)
いずれにせよ3枚とも楽しませてくれたので当園の特別最優等で良いです。

鸞山の縞です。

これは私の所有物ではなく店のものですが、凄い地と芸ですね。さらに品の良い整った葉姿。
かつてはウン百万もしていたというのが良く分かります。やはり決まり物として出世していくことの第一条件はしっかりと葉姿が決まるということだと思います。
品のないものはいくら地合いや芸が良くても出世はしないような気がします。
今週は新登録の審査会議があるようですが、どのような決まりものが誕生するのかワクワクします。

Green Club(Gmenから改名)に仲間が増えました。
『萬代』『天翔』『長船』
ここら辺はいつ売れてしまうか分からないので今のうちに可愛がっておきます。
これで30鉢。そのうち青専用棚を作らなければなりませんね(笑)

外気12−20℃
温室14−23℃
鉢内13−22℃
17時頃灌水。
最近は晴れていても乾かないことが多くなってきたので2日に一度くらいのペースで水やりをするようになってきました。やるときはしっかりと抜き水。

今年は色々と忙しく植え替えは昨年よりペースが遅いですが、根張りが悪くなる前になんとか終わらせたいです。

コメント

  1. 「悠久」・・・万年青のセンスはもちろんですが「名残り雪」もそう、命名のセンスもいいですね。私が思いつくのは登録品をもじったものか何かのパクリみたいなものばかり。発想の貧困さが年を感じさせます。それにしても「悠久」は良い方向に向かっているようで楽しみですね。

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  2. 実生は色々化けますからね!
    家にも色々あります。良くも悪しきも・・・・(微笑)
    人はそれぞれ期待を込め過ぎます。
    自分でも、交配、蒔種、芽だし、鉢上げと期待しまくりですが秋には反省の日々、そしてまた来年への期待の繰り返しで20数年経ちました。
     来月の全国大会には秋伸びした実生を参考品に出したいと思います。

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  3. 万葉さん
    来作も楽しみです。

    センスはないですよー。名前を思いついて父に提案すると大抵却下されてしまいます。でも自分の代になった時に却下されたものも使ってやろうと思って温めています(笑)

    『悠久』は自分の名の一字を入れたいと思っててそれならこの名前しかないと思いました。

    s.hさん
    来年になったら悪い意味で化けることも多いに有り得るということは覚悟しています。また、少し芸が早すぎる気もして親になった時に作りづらくなってしまうのではとい心配はあります。
    でも実生は失敗も成功も全てに夢があり飽きがこないので楽しいです。

    思い入れ=値段ではないというところが値段を付ける側の業者としては難しいところですね。

    全国大会、楽しみにしています。

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