8月4、5日 宮城、山形旅行

若手業者の人達と一緒に宮城〜山形の趣味者の方のお棚拝見に行ってきました。

初日 宮城県
泉様

昨年の協会の会報にも紹介されていました、泉様のお棚。
大変に真面目な方で、研究熱心な様子が伝わってきました。
内閣総理大臣賞を受賞された『天元』の短冊と写真を額に入れたもの。写真は御自身でお撮りになったとのことです。

久光様

久光様は実親と実生を中心に楽しまれている実生家です。
実親は個人的に欲しくなるようなものばかり。垂涎もの。
ただ交配をやられているだけではなく、葉幅の引いた『天光冠』などもあり、作も素晴らしかったです。
下の実生を売っていただきました。

一つ目は青いのですが地合いが良いです。心の目では縞が見えたので楽しみに作ろうと思います。
二つ目はお棚で一番最初に目に飛び込んできたもので一目惚れ。地合いが良く葉肉もあり、新葉には雅糸竜の片鱗も見えています。

2日目 山形県
石山様

山形支部の支部長をしておられるベテラン趣味者の石山様。
お棚、お庭、おもてなし全てに心が込められており、感動を覚えました。
鉢枠を使わずに管理されているにも関わらず、お棚はきれいで、万年青は整然と並べられ、羅紗7、薄葉2、大葉1といったバランスで趣味の万年青の王道といった印象を受けました。

梅津様
図性の抜群の『残雪』、薄葉、羅紗、万年青以外にも山野草も何でもあるといったご様子でした。
柄ものもきれいに冴えており、自分が梅津様の立場だったら、これだけ質も量も充実していたら趣味として相当に楽しめるだろうなと感じました。

高橋様
昨年の全国大会でも金屏風。今年の萬風展の記念帖をご覧になれば分かりますが、羅紗系の作は全国でもトップクラス。
羅紗だけではなく『玉獅子の虎』もすごい虎斑の出方をしていました。

船山様
萬風賞を受賞された『朝陽』を始めとして日月系統を中心とした薄葉系、羅紗系統も銘品や千代田系の実生などが揃っていました。写真は至芸の『玉楼』。
作もさすが!充実している様子が伺えました。

大浦様

実親を中心に羅紗、大葉の系統の良いものなども作っておられました。
ご本人作出の実生でかなり質の高いものも。

皆様本当に良くしていただき、大変お世話になりました。
心より御礼申し上げます。

コメント

  1. 宮城のS.Hです。
    遠路わざわざ有り難う御座いました。
    汚い棚ですが懲りずに又来ることを歓迎します。
    今度はジックリ万年青談義しましょう。

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  2. S.Hさん

    こちらこそありがとうございました。
    是非よろしくお願いします。

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