2月19日 愛玉殿

『愛玉殿(あいぎょくでん)』
昭和5年に愛知県の手島岩次郎氏が作出。
豊明園の水野淳治郎氏が『愛玉殿』と命名登録し、全国の趣味者の垂涎の的となった。
同時期に『愛晃殿』『愛国殿』が紹介され、『三愛』のふれこみで万年青界を盛り上げた。
三愛の中でも葉芸の愛玉殿といわれるほど葉芸に優れている品種である。
 『愛晃殿』は二面系、本数が少なくほとんど見かけない。
 『愛国殿』は細葉の板地で葉姿が美しい。

葉肉は厚く、葉先が丸止めで折り下げが良く、葉幅もひく。
芸足が早く、熨斗葉と甲竜から総雅糸竜へと変化し、至芸品になると跳ね竜も現す。
まれに鈴虫剣や剣葉も出す。

安くて、丈夫で良く増えて、葉芸が一流、絶対に一度は作ってみたほうが良い品種だと思うので、入門者のお客さんには薦めています。

外気△4−8℃
温室3−9℃
鉢内4−14℃
昨日灌水した。

少しづつ「萬風展」への出展物が集まり始めました。
意識して萬風展の展示品を見るのは今年が初めてなので、今からもの凄い楽しみです。

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