2月6日 萬寿鳳

『萬寿鳳(まんじゅほう)』
昭和48年、熊本の山田良典氏が「金剛錦F1」×「大宝F1」によって作出した胡麻斑羅紗である。
業者の平野氏、多賀氏によって新潟の五十嵐良夫氏の棚に納まり、平成9年に同県の斎藤正氏と共に登録。

胡麻斑特有の黄味がかった覆輪が深くかかり、胡麻斑も鮮明に見える。
葉先が尖り、中立ち葉で整然とした葉姿になり、雅糸竜の他に跳ね竜や玉竜なども現す多芸品である。
この『萬寿鳳』は芸も斑も良いので胡麻斑羅紗の名品といえる。

割子が上がりやすく繁殖が良いので比較的手に入りやすいが、性質は丈夫という程ではないので培養技術を磨くための品種としても適している。

外気△3−△1℃
温室2−4℃
鉢内4−6℃
灌水なし。

今日は植えるための縁足金が足りなくなってきたので急遽作りました。
が、温度設定が悪いのか、金の質or量が悪いのか、さらにははみ出してしまうなど出来はいまいちでした。
縁足金にして高く売るためではないとはいえ、とても採算が合わないような気がします。
肥料作りもそうでしたが、私としては市販の物のほうが良いかな。
「餅は餅屋」ですね。

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