12月11日 鳳


『鳳(おおとり)』
明治43年頃、東京都の慈照院波多野氏のところで『松の霜』から生えたとされている。
3才くらいの時に命名登録者である兵庫県の小西義清氏が求め、培養して1年で甲竜が出た。
葉繰り良く、腰が太く、葉の中央部から折り下げ、葉先は尖る。
胡麻斑系の代表種である。
『鳳』の中でも特に斑の鮮明なものを『錦鳳』と呼び、やや小型になる
胡麻斑系は覆輪が深い程、斑が鮮明になる傾向がある。


胡麻斑の品種は名前の尾に「鳳」の字が付くものが多い。
『錦明鳳』『理鳳』『萬寿鳳』など。

室内気温6−8℃
鉢内温度7−9℃
10時頃灌水。
当園ではこの時期、一番冷え込む時間帯に鉢内に水分を残さないようにするため、夕方の灌水を避けるようにします。

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