11月4日 日出の松


『日出の松(ひいでのまつ)』。
来歴は、昭和7〜8年頃に中野忠太郎氏が松谷正太郎氏から2本の千代田実生を買い出し、それを愛知県の榊原純平氏に培養を委託する。
始めに『日出の松』と命名したほうの実生が倒れてしまい、残った実生にこの名を付けて今に至る。
葉は樋型で細長く丸止め、柔らかい葉姿をしている。
三光の松よりも腰が低く、垂れ葉なので見分けが付く。

写真の木はいわゆる『三光日出』と呼ばれるもので、千代田斑がほとんど純白に変化したもの。ただ千代田斑の綺麗なものを『三光日出』と呼ぶ訳ではなく、純白に近く変化したものをそう呼ぶ。
紺覆輪とのコントラストが非常に美しい。

外気温0−12℃
室内気温3−16℃
鉢内温度2−13℃
2時頃灌水。

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